さくらんぼの大将

大将錦(たいしょうにしき)

主な産地 | 山形県
出荷時期 | 7月

<特徴>

表面は濃い赤色で、中の果肉はクリーム色です。果実が約10gと大きく、果肉がかたくしっかりしており食べ応えがあります。果汁が豊富で、糖度が20度と高く酸味はおだやか。なお、果肉の中に入っている種も大きめです。甘味と酸味のバランスが良いです。

山形県上山市の農園で発見された偶発実生のさくらんぼです。発見された農園には「佐藤錦」や「ナポレオン」「高砂」などが植えられていましたが、大将錦の親がどれなのかはわかっていません。名前の由来は「さくらんぼの王様のような存在になってほしい」との願いによって大将錦と名づけられました。

 

<10グラム(1粒)あたりのカロリーと主な栄養素>

約6kcal 

高血圧の予防に良い「カリウム」や生活習慣やストレス、体のサビ防止に良い「ポリフェノール」などが含まれています。適度な摂取で利尿作用の効能、顔や足のむくみを抑える効能もあります。

 

<おいしいものの見分け方>

大将錦は果肉が固めのさくらんぼなので、実がしっかりしていて割れておらず、果皮に張りのあるものを選びます。また、なるべく全体が赤く色づいていて、軸がきれいな緑色かどうかも確認します。

 

<ハナフルオススメの食べ方>

流水で洗います。冷暗所で保存していた場合は食べる1~2時間前くらいに冷蔵庫で冷やしておくと良いです。また、冷凍した大将錦を半解凍して食べると、さくらんぼのシャーベットとして味わうことができます。ケーキ・ゼリー・果実酒などの彩りとしてもオススメです。

 

<保存方法>

大将錦はさくらんぼの中では日持ちするといわれる品種ですが、冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存し、新聞紙などでパックを包んでポリ袋に入れてなるべく鮮度の良いうちに食べ切ります。