<特徴>
フランス産の品種で、1903年に日本へ入ってきましたが、当時はラ・フランス同様に栽培が難しく市場には出回りませんでした。最近は栽培方法が確立され、生産量は増加していますが、それでも生産量は少なく「幻の西洋梨」と呼ばれています。300g~450gで黄緑色のややデコボコした外観をしており、熟してくると鮮やかな黄色に変わってきます。芳醇な香りが強く、果肉は綿密で滑らか、果汁も多く、糖度も16度以上と高くなってます。
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約54kcal
梨に含まれるソルビトールは咳止めや解熱効果があります。また、タンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを多く含んでいるので消化にも良いです。
<おいしいものの見分け方>
お尻の方が甘みが強いのでお尻がどっしりとした感じのものを選ぶと良いでしょう。
<ハナフルオススメの食べ方>
串切りにりしてから芯を取り除いてから面取りをするように皮を剥きます。皮を剥いてそのままお召し上がりいただけますし、グラニュー糖を振りかけてバーナーで表面をキャラメリゼした物を冷やして食べるとさらに美味しいです。
<保存方法>
始めの10日間前後は約4℃の冷蔵でその後は20℃で追熟させます。まだ固い場合は紙袋などに入れて15〜20℃前後の室内に置いておき追熟させます。果皮の色が黄色から熟したバナナのような色になった頃で、少し頭の柄のつけ根から首にかけての部分が柔らかくなってきた頃が食べ頃です。