鳥取が生んだ糖度最高峰の梨!

新甘泉(しんかんせん)

主な産地 | 鳥取県
出荷時期 | 8月下旬~9月上旬

<特徴>

新甘泉の名前の通り、2008年に品種登録された比較的新しい品種で、食べると口の中に甘みが泉のように広がる特徴をもっています。新甘泉は「筑水」と「おさ二十世紀」の交配によって誕生した鳥取県オリジナル品種です。梨の糖度は平均的に10度程となっていますが、新甘泉は糖度が13~14度とかなり高い糖度となっていて、シャリシャリした食感を持っています。赤梨の甘さと青梨の食感の、両方の良いとこ取りを実現した梨になっています。大きさも、梨の平均的な大きさは1玉350g程ですが、新甘泉は1玉の重量が500g程と大きめのサイズになっているのも特徴です。

 

<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>

約43kcal

夏バテなど疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン酸が含まれています。ソルビトールは、甘く冷涼感のある糖アルコールで、咳止めや解熱効果があるとされています。タンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを含んでいて、食後のデザートに食べる事で消化を助けます。他にカリウムを多く含んでおり、カリウムは身体からナトリウムを出す働きがあるため、高血圧症の方によいとされていて、汗と共に流失しがちなので、残暑で汗をかいた時などには水分と共に補給が出来るよい果物です。

 

<おいしいものの見分け方>

梨の選び方は、重くずっしりしていてサイズも大きめのものを選びましょう。他には、軸が太くしっかりとしていて実がかたくしっかりしているものがいいです。

 

<ハナフルオススメの食べ方>

梨は皮の近くに甘みがあるので薄くむくことが大事です。他は、一般的な梨と同じように、冷蔵庫で冷やしておいて皮をむいて食べるのが一番梨本来の味を楽しむ食べ方です。しかし、あまり冷やし過ぎても、舌が麻痺して甘みを感じにくくなってしまうので、召し上がる30分前ぐらいに冷蔵庫から出しておくと梨がちょうど良い甘さと冷たさのバランスでおいしく召し上がれます。また、お肉に少量のすりおろした梨を和え、しばらく付けてから調理すると、梨の酵素パワーでお肉が柔らかくなり、おいしく召し上がれたりもするのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

<保存方法>

基本的には冷蔵庫保存になります。野菜室の保存だとなお良いです。また、みずみずしさを保つためにビニール袋などに入れて保存し、基本的に梨はお尻の方が甘くお尻を下にすると傷みが早くなるので、ヘタを下にして保存すると1週間程度保存することができます。