<特徴>
18紀に西インド諸島バルバトスで文旦の突然変異として発見されました。その香りから幸福感が得られると学名「シトラスパラダイス」となり、果実が一本の枝にまとまって沢山成る姿がぶどうの房に似ているところから「グレープ」フルーツと名付けられました。日本に入ってきたのは昭和の初めで当時は高級フルーツで砂糖やブランデーをかけて食べるのが主流でした。1971年に輸入自由化となり一般的なフルーツとして求められる様になりました。
一般的にグレープフルーツと言われているものには次の3種類あります。
【ホワイト・マーシュ】…ホワイトグレープフルーツ
【ルビー/ピンク・マーシュ】…赤いグレープフルーツ
【スタールビー】…より赤が濃いグレープフルーツ
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約38kcal
グレープフルーツの三大栄養素(PFC)はタンパク質と脂質よりも炭水化物が多く、ビタミンCが豊富。
グレープフルーツルビーはリコピンが多く含まれています。これは抗酸化が強く、動脈硬化予防や抗癌の効果があります。また、ビタミンCも豊富な為、風邪予防や美肌効果にも期待されています。
但し、薬を服用している人は、グレープフルーツには血中濃度を上げる作用があり薬によってはその効果や副作用が通常より強く現れてしまう事があるので注意して下さい。
<おいしいものの見分け方>
表面が滑らかで、皮に張りがあり、手で持った時にずっしり重みを感じられるものを選びましょう。しっかりした球体のものは栄養価が高く、日光もしっかり浴びているので選ぶ際は、へこみや平らなものは避けましょう。
<ハナフルオススメの食べ方>
実をそのまま食べるのがおススメですが、ジュースにしたり、サラダに添えたり、果汁を料理の香り付けにしたりと朝昼晩の食事に取り入れる事が出来ます。
<保存方法>
基本常温保存で問題ありません。長期保存したい時はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると良いです。