<特徴>
ゴールドキウイと呼ばれているもののほとんどはゼスプリが開発し生産している「ゼスプリ・ゴールド」という品種です。ゼスプリは他にも、有機栽培された「オーガニックゴールドキウイ」と、新品種の「サンゴールドキウイ」を生産出荷しています。ニュージーランドでせいされているものの75%ほどが日本向けで、日本でも九州から東北まで広く栽培されています。ゼスプリ社は日本で佐賀県と愛媛県の2県だけでゴールドキウイの栽培契約をおこなっています。キウイは雄雌異株なので、実を付けさせるには両方の木を植えなければなりません。
お尻が閉じたような形をしていて、表皮の産毛がとても短くすべすべしています。酸味があまり無く糖度が高いので、とても甘く感じられます。またキウイフルーツには、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、カリウム、葉酸が豊富に含まれています。他にも、ポリフェノール、タンパク質分解酵素アクチニジン、抗酸化物質スカベンジャーを含有するなど小さくても栄養豊富です。
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約59kcal
食物繊維が豊富で、夕食を食べた後にキウイを食べるとちょうど寝ている間、腸が活発に活動する時間帯にキウイが消化されはじめることで、キウイの持っている効果を効率よく吸収することができます。また、腸が活発化している夜にキウイを食べることで、キウイに豊富に含まれている食物繊維のパワーがしっかりと発揮され、便秘の解消につなげることができます。自律神経を正常に整える効果もあります。夜に食べることで、自律神経を整えながら寝ている間の消化吸収を促進、代謝機能が上がることでダイエットに繋がります。ビタミンCも多く含んでいますので、夜に食べることにより、寝ている間にビタミンCが成長ホルモンに加わりながらコラーゲンを作る手助けをすることで、美肌効果を期待することができます。カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。
<おいしいものの見分け方>
皮にの表面がきれいで傷がなく色の濃いもの。ヘタの部分が少しへこむのが食べごろのサインです。
<ハナフルオススメの食べ方>
熟した果実の皮を剥くか、半分に切りスプーンなどで食べます。ニュージーランドではキウイを皮ごと食べているそうです。また様々な栄養を効率的にとるために夕食後に食べるのがおススメです。
<保存方法>
すでに熟しているキウイは、袋に入れて口を閉じた状態で冷蔵庫に入れておけば、約1週間程度は冷蔵保存が可能です。キウイ自体がかたくて熟されていないものであれば約1ヵ月程の保存が可能で、キウイ数個とりんごを下向きにしてポリ袋に入れれば早く追熟できます。