<特徴>
紫苑の房は、1房あたり500〜700gと大きめで、粒は1粒あたり12〜14gの楕円形で大粒種となっています。果皮は、ブルゴーニュ産赤ワインのような赤色で身離れが良いです。果肉は柔らかめで糖度が18〜20度にもなり、酸味よりも甘みがとても強いのが特徴です。皮は薄く、果肉との身離れがよくつるっと綺麗にむけます。甘さは十分ですが、濃厚な感じではなく比較的さっぱりとした後口を感じることが出来ます。
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約59kcal
ブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、疲労回復効果が非常にによく、脳の働きもよくしてくれる働きがあります。
<おいしいものの見分け方>
色が濃く、表面に張りがあり白い粉(ブルーム)をふいたような物がしっかりとついているものが良いでしょう。また、実がびっしりと隙間なく付いているものが良いです。
<ハナフルオススメの食べ方>
基本的には生食として食べるのが多いと思います。その場合、冷やしすぎると甘味が感じられなくなってしまうので、冷暗所や野菜室で保存し、食べる間際に冷水に浸して冷やすのがベストです。
<保存方法>
房のままの場合は、なるべく実に負担がかからないよつ1房ずつ乾燥しないよう袋にいれて、冷暗所や野菜庫で保存すると良いでしょう。房のままでなくても良いなら、実を1粒1粒枝から切り離しジップロックなどの密閉袋に入れて野菜庫に保存してください。切り離すときは枝から引きちぎるのではなく、実を傷つけないようハサミで枝を2〜3ミリ程実側に残して切り落としてください。