<特徴>
「二十世紀」×「天の川」の掛け合わせで、1932年(昭和7年)に新潟県農事試験場で育成された大玉になる晩生種の赤梨で、1941年(昭和16年)に命名されました。
果実の大きさはやや大きめで400g〜500gほどです。果肉はシャキシャキとした食感があり非常に果汁が多く、程よい甘さに柔らかい酸味があります。貯蔵性が高いのも特徴で、涼しいところに置いておけば1ヶ月近くは持ち、適温で貯蔵されたものは年明けまで出回ります。
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約43kcal
アスパラギン酸は体を健やかに保つために必要不可欠なアミノ酸の一種。体内の体液バランスを整えて体調不良を予防したり、疲労物質分解のサポートをしたりします。カリウムは体内の水分量を整える作用があり、むくみ予防、デトックス作用もあります。また、梨は88%が水分なので低カロリーとしても人気です。
<おいしいものの見分け方>
全体に丸みがありふっくらとしているもの。ずっしりと重量感を感じるものや、果皮に張りがあるか、色のムラや傷がないもの。少しゴツゴツした形なものもありますが、外観は特に気にしなくて良いです。
<ハナフルオススメの食べ方>
梨はお尻側の方が糖度が高い傾向にあるので、くし形にカットすると甘味が均等に行き渡ります。縦に1/4または1/8にカットして芯を取り除き、皮をむいて食べると良いです。
<保存方法>
新興梨は比較的日持ちする梨ですが、乾燥したり気温が高いところに置いておくと傷みやすくなります。すぐに食べきれない場合は、冷蔵庫の野菜室または冷暗所で保存しましょう。乾燥防止にポリ袋などに入れるのも良いです。