佐賀の大御所

さがほのか

主な産地 | 佐賀県
出荷時期 | 11月下旬~5月中旬

<特徴>

名前に「さが」とあるように佐賀県で誕生したいちごです。「大錦」×「とよのか」の掛け合わせで、佐賀県農業試験研究センターで育成され、2001年に品種登録されました。外観はつやのある紅色に甘い香り、果肉は白く、程よい硬さに強い甘味とジューシーな果汁が特徴です。

さがほのかは「リカちゃん」をイメージキャラクターに採用していて、子供だけでなく「リカちゃん人形で遊んだ主婦や女性層へのアピール」をしています。なお佐賀県のいちごには、2018年に品種登録された「いちごさん」があり、さがほのかの後継品種と位置づけられているので、今後世代交代として生産数量が減っていくかもしれないです。

 

<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>

34kcal(一粒あたりは、約5kcal)

イチゴはビタミンCが豊富なので 、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。赤い色素成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労回復や視力回復に有効とされるほか、活性酸素を減らし、がん予防にも効果があるといわれています。

 

<おいしいものの見分け方>

着色が薄いものやへた付近の白色が目立つもの、濃すぎて黒っぽいものは避け、全体が鮮やかな紅色に染まったものを選ぶとよいです。さがほのかはほかのイチゴに比べて香りがやや強いので、香りがよいかどうかもチェックするといいです。また、ツヤがなくなっているものは鮮度が落ちている可能性があります。

 

<ハナフルオススメの食べ方>

酸味が少ないので、練乳などがなくても十分おいしく食べられます。流水で洗ってそのまま食べたり、香りが強めなのでケーキなどに使用しても風味のよい仕上がりになります。果肉が白いので、いちごの赤色を見せるなら、丸ごとのままトッピングするのがおすすめです。

 

<保存方法>

さがほのかは日持ちがよいほうですが、できるだけ鮮度のよいうちに食べきるのがおすすめです。保存期間は、2~3日が目安になります。

パックごとポリ袋にいれてから、冷蔵庫の野菜室に入れておくようにすると鮮度が落ちにくくなります。