<特徴>
1990年頃に水野益治が特色あるりんごを作りたいという思いから約10年の品種改良の開発を経て出来たのが「ミニふじ」です。その最初のイメージはポケットに入る、子供が1人で食べきれる大きさのりんごです。2001年からは東京でも販売されるようになりました。一般的なりんごの重さが約300gに対してミニふじは約50gほどで少し小腹が空いた時、おやつや食後のデザートに丁度良いサイズです。味も名前の通り、糖度も13~14度と「ふじ」と同じくらいあり果汁もしっかり感じられシャキッとした歯ざわりに甘さと酸味のバランスが絶妙で、正に「ミニふじ」です。保存性の高い品種で3月くらいまで出荷されています。
※良く勘違いされますが品種でいうと小さい「ふじ」かどうか?は、わからないそうです。開発中に水野益治さんが急逝してしまって、その莫大なデータからはどれが「ミニふじ」の親かはわからなかったそうです。ただ、その可能性だけはあるそうです。
<100グラムあたりのカロリーと主な栄養素>
約54kcal
有機酸であるクエン酸・りんご酸が多く含まれ、これらは胃腸の働きを良くし、殺菌作用効果があり、また乳酸を減らして疲れを取り除き肩こり・腰痛の防止にも効果があります。りんごの皮にはポリフェノールがいっぱいで、活性酸素を抑える働きがあり、ガン予防、アンチエイジングにも効果が期待できます。また皮にはペクチンも多く含まれ整腸作用を促す働きがあり、大腸ガンの予防に効果があります。
<おいしいものの見分け方>
お尻の方までしっかりと紅くなっている物の方が熟しているものです。上が紅く下の方が緑の物は完全に熟していないので、酸味が強いと思って良いでしょう。
<ハナフルオススメの食べ方>
皮ごと食べるのがオススメです。皮には沢山の栄養があり、また皮近くの果肉ほど美味しいとされています。小さいので丸かじりが食べやすいですが、薄くスライスしてハチミツとヨーグルトと合わせて食べると美味しく食べれて効率良く免疫アップの効果が得られます。
<保存方法>
基本は冷暗所での保存で大丈夫です。また冷蔵庫の野菜室で密封した袋に保存しておけば個体差はありますが、2ヶ月くらいは日持ちします。